車検でご入庫頂きました、BMWのアクティブハイブリッド7(F04)です。
たまにエンジンの冷却水不足警告灯が点灯するという事でしたので、合わせて点検を行いました。
点検の結果、タービン冷却パイプやベンチレーションパイプなどから冷却水漏れを確認しました。
F04は、エンジンのインレット側とエキゾースト側が逆転した設計となっていて、タービンはエンジンのVバンク間に取り付けられ、周辺には細かいホースやパイプ類が多く接続されています。
タービンがエンジンの中心部近くにあることにより、各ホースやパイプ類への熱による負担が多くかかることから劣化が早く、冷却水漏れの事例が多くみられます。
今回は、漏れのあるホースの他に、劣化していたホースも同時に交換し再発を防止を含めて作業を行いました。
車検でご入庫頂いたBMWのF20です。冷間時に冷却水不足の警告が出るという事で一緒に点検を行いました。
点検の結果、エンジンの後ろ側に取り付けられているウォーターハウジングより冷却水が漏れているのを発見しました。
この状態では、保安基準不適合となる為お客様と打ち合わせを行い整備作業を行いました。
整備作業では、インレットマニホールド等の補器類を外さないと部品にアクセス出来ません。
作業後、症状が改善し異常が無い事を確認し作業完了となりました。
車検でご入庫いただいたBMWのZ4です。気になるところは特にないという事でしたが法定24ヵ月点検を実施した結果、エンジンVベルトテンショナーからのグリス漏れがありました。
この状態で仕様を続けると、テンショナーから異音が発生し最悪の場合ベルトが切れてしまう原因となります。
このままでは危険ですので、テンショナーの交換作業を行いました。
テンショナー交換時には、取り付けボルトがアルミで出来ており再使用が出来ませんので、同時に交換を行います。交換後、以上がないことを確認し作業完了となりました。