マリオットマーキーズ整備ブログをご覧いただきありがとうございます
本日、紹介するのはBMW 1シリーズです。
1シリーズもディーラー車検を終え、当社にご入庫頂くことも増えてきました。
特に気になっている事は無いという事でしたが、法定24ヶ月点検を実施した結果ATオイルパンからのオイル漏れがありました。
ATオイルが漏れていると、徐々にATシステム内のオイル量が減少していき、最悪の場合AT本体の故障の原因となってしまいます。
オイル漏れがあると保安基準不適合となり車検も取得できませんので原因特定とその修理は必須になります。
E87は樹脂製のオイルパン
BMWのATオイルパンには、鉄製のものと樹脂製の物がありE87は樹脂製のオイルパンを使用しております。
材質が鉄に比べて歪みやすく、オイル漏れの原因となっていることが多くあります。
その為、オイルパンが樹脂製の場合、ガスケットの交換ではなくオイルパン本体の交換作業を行います。
オイルパンを外した状態
こちらが、オイルパンを外した状態になります。
手前に見える、デコボコとした部品がバルブボディというATをコントロールしている部品です。
清掃作業を行い慎重に組み付けます
入念に清掃作業を行った後、反対の手順で組み付けを行っていきます。
組み付け完了後、システムテスターで油温を確認しながらATFの充填作業を行っていきます。
このとき、しっかりと油温が見れていないと規定のオイル量に合わせられないので、慎重に作業を行っていきます。
充填作業後、試運転を行い症状が改善されていることを確認し作業完了となりました。
マーキーズでは、BMW専用テスターを完備しており新しい車種の診断・整備が可能です。
ディーラー車検が高いと感じましたら、ぜひ当社にご相談ください。
修理と費用を含めてベストなプランをご提案します!