マリオットマーキーズ整備ブログをご覧いただきありがとうございます。
今回はBMW 4シリーズ クーペのエンジンルームから焦げ臭い匂いがするとのご依頼です。
早速点検していきます。
車両の移動をしている間にエンジンルームから白煙が出ていました…
この症状からするとほぼヘッドカバーからのオイル漏れで間違い無さそうです。
どこまで何が必要なのかを見る必要があるのでしっかり確認していきます。
カバーを外し確認できますが、見えにくいところは鏡で見ていきます。
遮熱板のあたりからオイルが漏れていたのを確認しました。
この辺りはよくヘッドカバーが割れていることがあります。案の定ヘッドカバーが割れていたのでカバー毎の交換になります。
他にも同時交換が必要な部品をお見積もりし、お客様からご理解いただけたので作業を行います。
カウルカバー、燃料高圧ポンプ等を外して作業します。
ヘッドカバーが外れたら遮熱板を外して裏側に溜まってしまったオイルを最初に清掃します。
ヘッドとヘッドカバーの間もしっかり綺麗にすることで今後のトラブルも防げます。
新しいヘッドカバーをつけて他の部品も交換、取り付けていきます。
エンジンをかけ、燃料やオイル漏れがない事を確認し作業完了となります。
オイル漏れを放置していると焦げ臭いだけではなくエンジン不調や他の機器へオイルが侵入し様々な不具合が起きる可能性があります。
定期的な点検で大きなトラブルを未然に防ぐこともできます。
BMWの走行中など違和感を感じましたら是非お問合せください。