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本日紹介する整備はBMW 5シリーズF11のオイル漏れ修理です。
走行中焦げ臭いということでご入庫いただきました。
エンジンをかけているとエンジンルームからすでに焦げ臭い匂いがします。
早速ボンネットを開けて点検を行うと、エンジンヘッドカバー横の遮熱板にエンジンオイルが溜まっているのがわかりました。
ヘッドカバーから漏れているのですが、ヘッドカバーからオイル漏れをする場合はだいたいカバーに付いているガスケットの劣化により漏れることが多いです。
ただこのエンジンはヘッドカバーが樹脂製でカバー本体が割れてしまっているケースが良くあります。
点検したところ、この車両もヘッドカバー本体が割れていました。
この場合、ヘッドカバーAssyでの交換になります。
他にもエンジンオイルフィルターのブラケットから漏れていて、こちらはガスケット不良でした。
お客様にご提案させていただき、どちらとも交換作業となりました。
まずはヘッドカバーです。
このエンジンは直噴エンジンですので、燃料高圧レールなどの配管を外していかなくてはいけないので火災に気をつけて慎重に作業を行います。
あとはヘッドカバーに付いているセンサーや配線を脱着してヘッドバカーを取り外します。
こちらが交換するヘッドカバーです。
そのままフィルターハウジングのガスケットも交換しましたが、劣化してガスケットがとても硬化していました。
部品交換後にオイル漏れで汚れてしまったエンジンルーム、下廻りを洗浄して漏れがないことを確認し作業完了です。
弊社では東京以外でも、神奈川、埼玉、千葉など遠方からもご来店頂いております。
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