マリオットマーキーズBMW整備ブログをご覧いただきありがとうございます。
本日ご紹介させていただく整備はBMW7シリーズG11のエアサス落ち修理です。
車高が前後とも落ちてしまったということでご入庫いただきました。
早速、症状を確認すると前後とも車高が落ちており、エンジンをかけても車高が全く上がりません。
G11は前後ともエアサスペンションが採用されており、コンプレッサーを動かしそれぞれのサスペンションにエアを供給して車高の調整を行っています。
ですのでエアコンプレッサーの作動に問題がないか、各エアサスペンションや配管などにエア漏れがないかを点検していきます。
車両にBMW専用テスターを接続してアクティブテストにてコンプレッサーを強制的に作動させます。
コンプレッサーの作動音は確認できましたが、タンク内の圧力が上がらない為、コンプレッサーの吐出不足が原因だということがわかりました。
エアサスや配管にエア漏れは確認できなかったので、今回はエアサスコンプレッサー本体の交換となりました。
コンプレッサーは左リアインナーフェンダー内に取り付けられています。
エア漏れがないように慎重に配管を取り付けます。
交換後は全輪問題なく車高が上がり、試運転を行い問題がありませんでしたので作業完了となりました。
エアサス点検承っております。
お車のことで何かお困りの事がございましたら、ぜひ弊社へご相談ください。