マリオットマーキーズブログをご覧頂き誠に有難う御座います。
今回、紹介するお車はBMWのE85型Z4です。
車検にてご入庫頂きました。
特に気になっているところは無いという事でしたが
法定24ヶ月点検を実施した結果、エンジン各所よりオイル漏れが発生していました。
エンジンのオイル漏れは、保安基準不適合になるだけでなく、各センサーのカプラーからオイルが侵入しセンサーを壊してしまう事や、車両火災の原因にもなりますので修理が必要な箇所になります。
今回は、オイル漏れのあった、シリンダーヘッドカバー、オイルフィルターブラケット、エンジンオイルパンの計3箇所の整備作業を行いました。
早速作業を行っていきます。
シリンダーヘッドカバーについては、遮る物は無くカバーの取り外しを行えるため手間は掛かりませんが、オイルフィルターブラケットはベルト廻りとオルタネーターを脱着する必要があり、エンジンオイルパンについてはサブフレームを降下しての作業となり手間が掛かります。
こちらが作業中の写真になります。
各部分解を進めることにより、ゴムパッキンやガスケットを交換する事が出来ます。
ゴムパッキンやガスケットの取り付け面は、古いガスケット等の塵で平らになっていない事が多く、そのまま取り付けを行うとオイル漏れの再発原因となってしまいます。
症状の再発を防ぐために、オイルストーン等を使い、表面を綺麗に整えてから作業を行う事によりオイル漏れの再発防止が出来ます。
交換作業後、各部スチーム洗浄を行い試運転後再度チェックしオイル漏れの症状が改善されている事を確認し作業完了となります。
BMWはモデルやグレードによってウィークポイントは異なる為、そのお車に合わせた点検を行う必要があります。
点検は、ウィークポイントを知っているかどうかで大きく異なる為。専門知識を多く持った整備工場での点検を行うことによりトラブルを未然に防ぐことが出来ます。
豊富な経験を持つマーキーズでは、車検や故障修理、板金修理等を多岐に渡って行っております。お問合せは電話やメールの他、ラインでも承っておりますので、気になる事があるお客様はお気軽にお問合せ下さい。