当社、マリオットマーキーズでは多種の輸入車整備&販売を承っています。
日々整備のご依頼をいただきご愛顧の程ありがとうございます。多くの輸入車を取り扱う中で、その中でも多く実績のあるメーカーがBMWです。
もちろん人気のBMWですから台数が多いことはあるのですが、当社はベンツやジャガーを始め「セダン」カテゴリーを多く扱っています。
高性能とブランド力と言えばベンツ。
走るセダンと言えばBMW。
スポーティで英国車らしいジャガーと、それぞれ強い個性があります。
ディーラーとは違い横断的な知識と実績があるのも当社の強みです。
新しい車種から高年式の車種までBMW整備は当社におまかせください。
2017年現在BMWで修理事例の多い車種は?ずばりこの車
3シリーズE90故障修理
BMWを代表する名車の1台ですが、ディーラー保証期間を超え整備が必要な年代になってきました。
特に多い修理事例は、エンジンのオイル漏れです。
E90はグレード別に使用されているエンジンが違いますが
共通しているウィークポイントがありますので、 代表的な事例をご紹介いたします。
オイルフィルターブラケット
オイルフィルターが収まる部分になり、エンジン本体との接合部にはゴムパッキンが使用され、ブラケット本体にはオイル冷却用のオイルクーラーが寄り添うように取り付けされています。
オイルクーラーにもゴムパッキンが使用されていますので、パッキンの劣化によるオイル漏れはほぼ同時に訪れる事が多くなっています。ですので、漏れ方が派手になってしまうのが特徴です。
オイルパン
エンジン最下部に位置するオイルパンはオイルを貯めておく場所になります。
油圧が掛かる訳では有りませんが、オイルパンガスケットは常時オイルに接している事になりますので
こちらもガスケットの劣化が進むと次から次へとオイルが染み出てくる事になり、漏れ方は広範囲に広がるのが特徴です。
そして地面にオイルを垂らしてしまう最も事例の多い箇所となりますので、見つけ次第の修理が必要です。
バキュームポンプ
エンジン上部に位置していますが、動きを滑らかに保つ為にエンジンオイルで潤滑されています。
ポンプ自体は3層の構造になっており、間々にOリングが使用されていますがOリングは部品として供給設定が無い為にオイル漏れがポンプに発生するとポンプ本体の交換となります。
ポンプから落ちたオイルは、その下を通るマフラーに付着し、白煙や異臭の発生原因となるのが特徴です。
マフラーはエンジン本体と近い部分になりますので非常に高温の箇所となりますのであまりにも漏れが進行し、多くのオイルがマフラーに付着すると最悪の場合は火災にまで発展しかねません。
特にオイルパンからのオイル漏れがある場合、サブフレームを降下させての作業となる為作業は手間がかかります。
他にも、ヘッドカバーのガスケットやオイルレベルセンサー等、オイル漏れを起こしてしまう原因箇所は様々です。
オイル漏れがあると、エンジンルーム内は非常に高温になる為不快なオイルの焼ける臭いや、最悪の場合車両火災の危険も秘めておりますので駐車場にオイル漏れの跡がある場合や、エンジンルームから不快な臭いを感じた方は一度、点検を受けることをお勧めいたします。
また、オイル漏れの他にも車に不具合がないか不安なオーナー様にシーズンチェックという点検プランもご用意しています。
法定12ヶ月点検に加え、BMWのウィークポイントを重点的に点検し現在のお車の状態をしっかりと判断しお伝え致します。
オイル漏れの他にも、足回りブッシュの劣化やブレーキ残量の低下、ベルト回りが劣化している事などお車の使用状況によって状態は様々です。
今後の愛車との向き合い方も当社フロントマンがしっかりと説明致します。
また、自動車保険の見直し等も一緒に行っていますのでお車のことは全てマーキーズへお任せください。