マリオットマーキーズ整備士ブログをご覧いただきありがとうございます。
今回はBMW F31 (今回は4輪駆動モデル) 3シリーズの冷却水漏れのご依頼です。
症状としてはまずエンジンルームから白煙が出てメーターに冷却水不足の警告灯が点灯した状態でした。
冷却水が漏れると冬でもエンジンがオーバーヒートしてしまいます。
最悪の場合にはエンジン本体が壊れてしまうのでなるべくエンジンは始動せず早めに修理が必要になります。
漏れ箇所特定の為に加圧テストします。
あまり見たことありませんが、オイルフィルターブラケット部分からかなりの量の冷却水漏れがありました。
他、劣化が見られる部分のホース、パイプなどお見積もりし、ご理解頂き作業を行います。
ウォーターポンプや、サーモスタットも交換するのでエアクリーナーbox等を外します。
ここまで来ると丸見えなのでサラッと交換して終わりです。
部品点数は多いですが特に難しいことはないです。
メインのフィルターブラケット(ハウジング)ですがワイパー下カウルを外して作業します。
フィルターブラケットはプラスチック製なので劣化を考え、信頼の純正品をAssy交換いたしました。
こちらは少し狭いですが工具を選べばそのまま作業できます。
取り外した部品を見てみると見事に冷却水(クーラント)が通る部分が割れていました…
アウディもこの様な壊れ方をしているのを見た事があります。
無事組みつけが終わり、冷却水を補充してエア抜きを行い走行テストします。
漏れがない事を確認して作業完了です。
弊社では東京以外でも、神奈川、埼玉、千葉など遠方からもご来店頂いております。
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