マリオットマーキーズ整備ブログをご覧いただきありがとうございます
今回事例は、BMWの3シリーズ カブリオレのE93です。
335iですので、直噴6気筒のエンジンです。
車検にてご入庫頂きましたので、早速点検を行ったところ、エンジンのオイルフィルターブラケットからオイル漏れが発生しているのを確認しました。
こちらの部品は、オイルフィルターを取り付ける為の土台となっておりすぐ隣には、水冷式のオイルクーラーが供えられています。
オイルフィルターブラケットとエンジンの間と、オイルフィルターブラケットとオイルクーラーの間にはパッキンが付いており、オイルが漏れてこないようになっています。
しかし、こちらのパッキンは熱で硬化してしまいプラスチックのように固くなり、オイル漏れの原因となります。
今回は、オイル漏れの原因となっているパッキンを交換する作業を行いました。
作業時には、インレットマニホールドを脱着しなければならない為、手間のかかる作業ではあります。
また、オイルクーラーを外す必要があるのでオイルクーラー内の冷却水も外へ出てしまうため清掃やエア抜き作業が必要です。
交換作業後、試運転を行い症状が改善し、冷却水量にも異常が無い事を確認し作業完了となりました。
BMW車検では多い事例です・・・
BMWでは、多いトラブルですが、車種によってはオルタネーターを外す必要があるものや漏れたオイルが電装部品を壊してしまう場合もあります。
安心して乗り続けるには、定期的な点検が必要となりますのでお車をお預かり後、入念に点検し予算に合わせた整備プランをご提案致します。
お乗換えや自動車保険のご相談なども承っておりますので、お車のことはお気軽にお問合せ下さい。