まずは現象からクランキング一発で始動OK。エラーが残っているので多少警告灯がでていますが、普通に走れる状態です。ここからしばらく試運転を行うと突然症状がでました。まずは一斉に警告灯点灯。メーターの針の動きもおかしくなり、エンジンはフェールセーフに入るので全く変速もせず吹け上がりません。更にナビ画面もチラつき、ノイズが入り勝手に電源がON-OFFを繰り返す状態。テスターを接続して試運転していますのでこの状態で各実測値を確認していくと、やはりオルタネーターの過充電がみられました。この近辺の年式のBMWではすっかり定番のトラブルになってしまいましたね。ピットに戻り単体で計測しても正常値から大きく外れた18V前後を発電していました。今回は原因であるオルタネーターを交換して作業完了です。M5ですので交換には各補器類の他ラジエターまで外す必要があり時間が掛かります。