12ヶ月又は24ヶ月(車検)点検では定期的に油脂類、ベルト、ワイパー等の定期的に交換をする定期交換部品項目があります。高年式車両やあまりメンテナンスを受けない車両などは特に劣化が進んでいる場合があります。1つ壊れると同時に他の部品が壊れていく可能性がありますし、元のポテンシャルが出ない場合があります。定期メンテナンスにより今の車両の状態を把握をすることで故障のリスクを減らせ車両のポテンシャルを引き出せます。
車検でご入庫いただいたBMWのZ4です。気になるところは特にないという事でしたが法定24ヵ月点検を実施した結果、エンジンVベルトテンショナーからのグリス漏れがありました。
この状態で仕様を続けると、テンショナーから異音が発生し最悪の場合ベルトが切れてしまう原因となります。
このままでは危険ですので、テンショナーの交換作業を行いました。
テンショナー交換時には、取り付けボルトがアルミで出来ており再使用が出来ませんので、同時に交換を行います。交換後、以上がないことを確認し作業完了となりました。
今回はブッシュのみの打ち替えが出来る箇所でしたのでアームを交換せずに対応が出来ます。
作業後に再度お客様と試運転を行うと新車時のようだと喜んで頂けました。