No.032 E46 ハンドル不調

早速ロードテスト実施ですが、怖くて走行が・・・すぐにリフトアップして下回りの点検です。すると見事に右側タイロッドが曲がっております。これではまともな走行は出来ません。同時に他にも損傷を受けている箇所がないかを点検していきます。損傷個所とは別に、コントロールアームのブッシュも抜けている状態でしたので交換を行いました。最後にホイールアライメントを計測・調整し作業完了です。

下廻り洗浄、点検をしてオイル漏れの箇所を特定します。前期の4気筒エンジンは年式も経っているので、
オイルが漏れている車輌がかなり多いです。また、今のエンジンとパッキンが違いオイルが漏れ始めると進行が早いので、
早めに整備しないと駐車場がオイルだらけになってしまいます。同時にレベルセンサのパッキンも交換します。
最後に漏れが無いか、レベルセンサが正常か確認をして終了です。
今回は換えませんでしたがエンジンマウントなどが整備の流れで交換できるので、交換することをお勧めします。

パッキン交換で入庫したのですがカバーを開けてびっくり！黒い塊で埋まっています。確認のためお客様にオイル交換の頻度を聞いたところ、良いオイルを入れているので15,000㎞前に交換してからは継ぎ足しだそうです。ディーラーからのアドバイスと言うことですが、私には理解が出来ません。エンジンの中がこの様な状態になるのに？普通のオイルを定期的に交換した方が絶対に良いと思います。

登場してから大分年数が経過してますが、定期的なメンテナンスを行う事によってパフォーマンスを落とすことなく維持できるのがBMWの良い所ですよね！今回は先手を打ってオイル滲みも様子を見ないでパッキン交換！水回りもこれからの事を考えて一式交換を行います。今回の依頼内容は、ズバリ壊れないように！全て交換すれば儲かるねと思いましたね・・・・いやいや大変なんですよ予防整備という作業はすぐに故障したら・・・・どうしましょう！

ブレーキング時にハンドルが左にもって行かれると入庫です。まずはロードテストから始め現象を確認していきます。次にブレーキテストの実施です。左側のキャリパーに引きずりが有り、一度ブレーキを踏むとピストンが戻らない状態でした。キャリパーオーバーホールを行い再度ブレーキテストの結果は良好で、ハンドルもとられることなく安心して踏めるようになりました。

この時代のBMWは水温が上がりやすい傾向にあります。全体のバランスが崩れると走行中は問題ないがアイドリングで水温が高くなるなど繊細なエンジンです。まずは、加圧テストを行い漏れを確認していきます。今回はラジエータ本体からの漏れが確認でき交換となりました。交換後様子を見ていたらまだ水温が高めです。システムを再度点検するとファンカップリングに不良が見られました。交換後は水温も安定し作業完了です。

エンジンから焦げくさい匂いがすると入庫です。早速エンジンルームを点検するとタペットカバーからのオイル漏れが有りました。タペットからのオイルがマフラーに垂れて焦げている状態ですね。こちらはパッキンを交換して完了です。次に下回りを覗いてみるとオートマオイル漏れが確認できました。定番のオートマオイルパンパッキンからのオイル漏れでしたこちらも交換をして作業は完了です。

マーキーズのシーズンチェックは法定12ヵ月点検と同じ内容で行い、車種特有のポイントを点検していきます。まずはエンジンルームからの点検を始めます最初に気付いた個所はパワステオイル漏れ、下回りの点検では、コントロールアームのブッシュ切れとエンジンマウントの経年劣化が確認できました。車のブッシュ類は乗り味に影響しますので交換することにより、BMW本来の乗り味が確認できると思います。

最初は調子がよいがしばらくするとエンジンがストールすると入庫です。DISにて故障内容を確認すると、エキゾーストカムシャフトセンサーと入力が有りました。単体点検と実測値を確認して不良で有ることを断定、交換となりました。交換後はストールもなくなり作業完了です。

早速、点検開始です。まずはロードテストの実施から始まり、回転ごとの振動を把握していきます。回転の上げるとしびれるような振動と、加速時に感じる振動を確認しリフトアップして目視による確認を行いまエンジンとフレームの間に付いているエンジンマウントの老化により不快な振動が室内に伝わっていることがわかりました。交換後は何も感じないぐらい静かになりました。また点検時にオイル漏れも見つけましたの修理を行いました。