No.017 E66 車検

早速、点検開始です！定期交換部品と各所オイル漏れ、足回りの経年劣化が多数みられました。重量のある7シリーズですのブッシュ類は定期的な交換が必須です！オイル漏れも全て定番箇所でしたので問題なく作業は進み作業完了です。

前回の点検時に足回りの経たりが有りましたので今回、サスペンションの交換でご来店です。同時にへたっていたブッシュ類も交換しました。交換後はBMWの走りに磨きがかかり乗って楽しい仕様に変わりました。純正とは一味違うショック交換はいかがですか？

早速ロードテスト開始です。ゴトゴト音と停止時にタイヤが動くことを確認、次にリフトアップして下回りの点検に入ります。目視による点検ではコントロールアーム類のブッシュの破れとラジアスアームの亀裂などが見つかりました。交換後は不安定な挙動も消えてBMW本来の走りが出来るようになりました。

今回は大きなトラブルは無く、ブレーキと亀裂のあった足廻りの整備が中心でした。フロントラジアスアームとロアアームはブッシュの打ち換えになりました。車高を下げていたりすると、足廻りへの負担が増えますので、通常よりも交換サイクルが早くなります。ですが、しっかりメンテナンスをしていれば車高が低くても異音などを気にすることなく乗ることが出来るので定期的な点検をしっかりしましょう。

早速、試運転をしてみるとコツコツとフロントから音がありました。リフトで上げてみると、スタビリンクのブーツが破けてグリスが無くなっていました。また、スタビブッシュも中に亀裂が入っていて、ラジアスアームはブッシュが切れていました。スタビライザーを外して走行すると音は殆ど無くなりました。ラジアスアームのブッシュが切れていたのでブレーキング時に違和感がありましたので、スタビリンク、スタビブッシュ、ラジアスアームを交換しました。音も消え、ブレーキング時の違和感も消えました。BMWは乗っていて楽しい車種が多いので、しっかりメンテナンスをして長く乗れるようにしましょう。

サンルーフ付きのE60です。フロアカーペットが濡れてくると入庫しました。まずはシャワーテストの開始です。室内に乗り込み確認するも漏れてきません！しかし確実にフロアには水が流れてきます。ルーフライニングを外して室内のトリム類も全て外していきます。すると水抜き用のホースが破損しており、ダッシュパネルの奥の方で室内に侵入していることがわかりました。原因も分かりホースを交換すれば完了ですが、雨もりの修理は濡れた物を乾燥させる方が大変なんですよ！

車検で入庫のE39です。年数的にもそろそろキッチリ修理＆メンテナンスが必要な車です。定番のオイル漏れや足回りのブッシュ関係も交換していなければ交換をお勧めいたします。今回の点検では、保安基準不適合となるラックブーツの破れやブッシュ類は亀裂がたくさんありました。車検後の2年を考えお客様と入念な打ち合わせを行いプランを決定！完成後はすぐに体感出来る程、カチット感が戻り、お客様にも喜んでいただけました。

まずは異音個所の断定とDISにて不調箇所の断定を進めます。エラー履歴は、空燃費の数値がおかしいと入力、これはどこかでエアーを吸っている可能性が有りますので、マニホールド負圧などの点検を行い、二次空気の原因となる箇所を探していきます。異音はマフラーの遮熱板の溶接がはがれて振動していました。交換後は静かになり、エンジンの方もインテークパイプを交換して作業完了となりました。

リフトで上げてみるとアンダーカバーがオイルだらけになっていました。エンジンも下半分がオイルで汚れていました。このエンジンはオイル漏れがしやすく、放置するとエンジンオイルだらけになってしまいます。下廻り洗浄をして場所を特定すると複数の場所から漏れていました。メインはタペットカバーパッキンとオイルフィルタブラケットパッキンでした。交換して、最終チェックをしたら終了です。

点検時にバンプラバーが割れていましたので、交換です。バンプラバー自体は普段の走行には関係ないのですが、大きな段差を乗り越えた時にショックの底突きを防止してショックの保護をしています。
ショックの交換になってしまうと金額も高くなってしまいますが、バンプラバーならかなり金額が安いです。
よく劣化している部品ですが、点検時にしっかり交換しておけば大きなトラブルになることもありません。